コーヒーは体に良い???
新黒の源となるコーヒー、そのコーヒーが糖尿病の予防になることが発表されたのは、英国の有名な医学雑誌「ランセット」昨年11月号。
オランダの国立公衆衛生・環境研究所のヴァン・ダム博士らが30歳から60歳の約1万7千人を平均7年余追跡した結果、1日7杯以上コーヒーを飲む人は2杯以下の人と比べて糖尿病になる率が半分だった。
コーヒーは体に良い???
防衛医大の尾田高志助手(公衆衛生学)は、こう言う。
「国内外の研究結果をいろいろ調べましたが、いずれもアルコール性肝障害を 抑制する効果がある事を示していました。
コーヒーには、肝臓を保護する作用が確かにあると思われますが、コーヒーに含まれるどの成分の作用によるかは、まだはっきりわかっていません。また、飲み物として摂取している程度では作用は弱く、肝臓が悪く始めた人たちに薬のように使うにはさらに検討が 必要でしょう。」
アルコール性肝硬変になる危険ラインは、「1日3合5年」などといわれているが、 コーヒーをたくさん飲んでいると、重いアルコミル性肝硬変になる危険が少なくなり、 アルコール摂取量が多いほど、コーヒーによる肝硬変予防そのものは強くなるという。
なぜこのようなことが起こるかを探るために、九州大学大学院医学研究院の古野純典教授 (予防医学)らが自衛官約2500人を対象に調査を行った。その結果、コーヒーをたくさん 飲む人ほどGGTが低いことがわかった。GGTは体内にある酵素で、肝臓の状態が悪くなると 上昇することが多い。また、コーヒーを毎日飲んでいる人では、飲酒によるGGTの上昇が 抑えられていた。コーヒーが肝臓を良い状態にするという証拠のひとつと考えられる。
コーヒーに糖尿病を予防する効果があるかどうかの確認はこれからというところだろうが、はっきりとわかっている効果もある。アルコール性肝硬変の予防だ。
 

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